私達は知性は鎧であると教えられてきました。
高いIQは劣った知性による嘘や策略から私たちを守る要塞であると信じています。
しかし、これこそがあなたが抱いている最も危険な幻想なのです。
賢い人は自分の脳を過信しています。操作者が嘘を吹き込んでも、あなたはそれを拒絶しません。その代わり、あなたの強力な頭脳が動き出します。
それを信じるための複雑な理由をでっち上げ、危険信号を正当化してしまうのです。
あなたが騙されるのは愚かだからではありません。自分が正しいと自分自身を説得する能力に長けているからです。
天才たちを破産させた金融詐欺を見てください。医師やエンジニアで溢れかえるカルト宗教を見てください。高校を卒業したばかりのパートナーによって優秀な個人が操り人形にされてしまう有害な人間関係を見てください。
知性は防御にはなりません。知恵や処世術がなければ、知性はハンドルのないエンジンのようなものです。
知的な人は人間の卑劣さの深淵を創造する能力に欠けていることがよくあります。
あなたは高レベルの論理を低レベルの悪意にあてはめようとしています。
賢者の破滅は人間が善であることを期待することに起因します。
無学な人ならなんだか怪しいなと言って立ち去るかもしれませんが、しかし知識人は止まり、分析し、議論し、その詐欺に対する合理的な説明をみつけようとします。唯一の合理的な説明は、自分が狩られているということだと気づく頃には、大抵、手遅れです。
あなたは自分の道徳観を鏡に投影し、希望に満ちた自分の顔だけを見ていますが、その鏡の裏側では、捕食者がナイフを研いで立っているのです。
生き残るためには他人を自分自身のバージョンとして見るのを止めなければなりません。
他者をありのままに見ることを学ばなければなりません。
行われるべきことのために行われていることを放棄するのは自殺行為です。
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