2025年10月25日土曜日

【田中角栄流】繊細な心を守るためのたった2つの技術。伝説の政治家が語る何があっても動じない心を作る確かな手段とは。

 

・成功に必要なのは「図太い心(恥を無視できる心、失敗しても立ち直れる心)」。

・図太い心は習得できる。

・図太い心を作るには「諦めること」と「開き直ること」。


・「諦める」とは「自分にできること、できないこと」、「自分に変えられること、変えられないこと」を明らかに見極めるということ。

・男女の仲で例えると、どうにもできない相手の気持ちを「どうにかしよう」ともがくから辛くなる。そうではなくて、「相手には相手の心がある」という現実をまず受け入れる。そのうえで、自分にできる誠意を尽くす。結果がどうあろうと、それはそれとして受け止める。


・「開き直る」とは、最悪の事態を想定し、「そうなっても構わん」と腹をくくること。

・開き直りが強いのは、失うものがない人間が最強だから。

・守りに入っているから、動きが鈍る。「どうなってもいい」と腹をくくった人間は堂々と、そして自由に行動できる。

・「開き直る」とは、投げ出しではなく、起こりうる全ての結果に対する責任を、自分一人で引き受けること。


・「諦めること」と「開き直ること」、この2つは車の両輪のように働く。

・まず、諦めることで現実をありのままに受け入れる。これで心の動揺を抑えられる。無駄なエネルギーを使わなくてすむようになる。

・そのうえで「開き直る」。行動する時に出てくる恐怖を「最悪を受け入れる覚悟」で乗り越える。


・守りを「諦め」で固めて、攻めを「開き直り」で鋭くする。

・この二つを使いこなせば、諸君の心は図太くなるはずだ。


・最後に勝つのは、頭の良さでも、才能でもなく、転んでも立ち上がり、また、歩き出せる、図太い心を持っている者!

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