2020年12月25日金曜日

文献紹介:令和元年度 特許出願技術動向調査 結果概要 3Dプリンタ

題名:令和元年度 特許出願技術動向調査 結果概要 3Dプリンタ

著者:特許庁

公開日:2020.4 

 

図1:技術俯瞰図(全体工程構成)


図2:技術俯瞰図(詳細要素技術と応用産業)


図3:3Dプリンタ関連の世界市場規模。調査会社IDC調べ、2016年6月のCMCリサーチをベースに2019年版の情報を基にNSRIが作成。本文中では3Dプリンタ本体と材料で市場の2/3を占め、今後は材料が伸びていくと予測されている。

3Dプリンタの世界シェア(出典:セカプリ 2017.01.04「アメリカの市場調査会社が2016年のデスクトップ3Dプリンタの出荷台数が27%増加と発表」)

・パーソナルタイプのデスクトップ型 1位:XYZプリンティング(台湾)22% 2位:ウルチメーカ(オランダ)9% 3位:M3D(米国)7% 4位:フラッシュフォージ 6%(中国)

 ・工業用ハイエンドのデスクトップ型 1位:Stratasys Ltd.(米国)35% 2位:EOS GmbH(ドイツ)19% 3位:3D Systems(米国)10% 4位:SLM Solutions(ドイツ)6% 5位:Concept Laser(ドイツ、現GE)5%

リンク元に当たってみたところ、アメリカの市場調査会社コンテクストによる調査で、2016年の3Dプリンタの全世界出荷台数が217,073台でそのうち96%がパーソナルタイプ、残りの7,726台が工業用ハイエンド機種とのこと。個人的には2020年の報告に載せるにはデータが古すぎるのと、2020年現在では台数も増え、特に中国製のものが増えているのではないかと思う。

図8:出願先・地域別-出願人国籍・地域別出願件数収支(2012 - 2017 合計32,500件)

 

図9:出願人・地域別ファミリー件数(課題に関するもの) 日米欧は「造形物の特性向上」に関するものが多く、中国は「生産性・形状」に関するものが多い。

 

 

図10:出願人国籍・地域別ファミリー件数(当該特許の主たる技術内容に関するもの)


図11:出願人国籍・地域別ファミリー件数(不可製造材料に関するもの)


図12:出願人国籍・地域別ファミリー件数(付加製造方式に関するもの)

 

 

図13:出願人国籍・地域別ファミリー件数(造形対象に関するもの)


図14:出願人国籍・地域別ファミリー件数(データ形式等に関するもの)

 

図14:出願人国籍・地域別ファミリー件数(設計に関するもの)

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